力強く歩んでいく勢いが感じられる射手座の新月

2022年1月3日3時33分、射手座で新月を迎えます。

2022年1月3日新月図

2022年最初の新月は、射手座の新月、逆行する金星が絡む新月です。新月の起きるナクシャトラは、プールヴァ・アシャーダー、こちらも金星が支配星ということで、木星が支配する射手座で起きて、金星の影響を強く受ける新月ということですね。2021年の自粛新年と比べて浮かれモードの新年を象徴しているかの様相です。

ナクシャトラのシンボルは象の牙、水の神様であるアパスが支配するナクシャトラ、人々を鼓舞し、感情に訴えかけることを得意とします。完全主義者であり、名誉やプライドを重んじると同時に、親切で面倒見も良いため周囲から信頼を得られます。

2022年最初の新月ということで、目標に向かって力強く歩んでいく勢いが感じられます。目標って何なんだ?とも思いますが、コロナ禍で滞っていた経済の再生、活気を取り戻そうとする勢いが感じられた年末から年始にかけての景色でした。この勢いは、山羊座土星に近づいていく火星のエネルギーが強まる春先まで続きそう。ただ、勢い余ってということに要注意な四月ですね。

14日太陽は山羊座へ入室し、これはマカラサンクランティというインドの新年になります。ウッタラヤナという希望的な、発展的な半年の始まりになります。そして、16日には火星が射手座へ移動し、ケートゥ&火星のコンジャンクトが解消し少しは明るい兆しが見えてくる予感。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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