嵐の前の静けさのようなタイミング、山羊座の新月

2022年2月1日14時47分、山羊座で新月を迎えます。

2022年に入って二回目の新月は、山羊座の新月、土星がタイトに絡む新月です。逆行する水星もコンジャンクト、新月の起きるナクシャトラは、シュラヴァナ、月が支配するナクシャトラであり、新月の月はかなりナイーヴな要素を醸し出しています。新月図のラグナは双子座ですので、この新月は8室です。

ナクシャトラのシュラヴァナは、宇宙を維持する最高神であるヴィシュヌが支配し、シンボルは耳、静かに耳を傾けることによってマインドを鎮めます。学芸の神であるサラスヴァティとも関連し学識の高さ、宇宙の真理を理解する力を持ち、親切で寛大、清らかな心で人々に奉仕していくたいへん高尚なナクシャトラです。

土星は昨年来山羊座を運行しており、シュラヴァナに留まっているんですね。定座で強い土星ですが、停滞感が高まってきているのではないかと思われます。コロナ、オミクロン株が猛威を振るっており、感染者数が増加していますね。ただ、このオミクロンは感染力は高いけど、重症化リスクは低いとか。テレビなど観ていますと、煽られている感が否めないですが、注意するに越したことはないでしょう。徐々にこれが日常になりつつある感じですね。

水星の逆行は2月4日までで、太陽は2月13日に水瓶座へ移動します。少しずつ軽やかさが増してくるといいのですが、4月が終わるまで気が抜けないような気がします。 2月26日には火星が山羊座へ移動し、2月27日には金星が山羊座へ、山羊座に惑星集中、3月17日にはラーフ‐ケートゥ軸が牡羊座-天秤座の軸に移動します。4月に向けては火星&土星がタイトにコンジャンクトし、火星はラーフにアスペクトします。災害や経済の変動に要注意ですね。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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