変化・変容が加速していきそうな予感、水瓶座の満月(月蝕)
2025年9月8日3時9分水瓶座で満月(月蝕)を迎えます。

今回の満月は水瓶座の21度9分、ナクシャトラではプールヴァ・バードラパーダに入ったばかりの満月、月蝕になります。今回の満月には獅子座から水星がアスペクトし、双子座の木星も9番目のアスペクトをします。3 月29日の魚座ウッタラ・バードラパーダでの新月(日蝕)から半年後の月蝕ということで、この半年を振り返ってみるのにいいタイミングであり、ここからまた新たな流れが始まる可能性もありそうです。
転機、転換期、変化・変容期といったタイミングですね。
この半年間を振り返ってみると、大きく変化したことがあったのではないでしょうか。現実を踏まえて微調整したり、気持ちを切り替えたりしつつ、理想と現実をすり合わせていきたいところです。
満月(月蝕)のナクシャトラはプールヴァ・バードラパーダ、シンボルは剣、破壊神ルドラが支配する力強くて勢いがあるナクシャトラ、情熱的であり独立心旺盛、未来への理想や希望を持ち、信念に基づいて独自の道を突き進んでいく力があります。同時に激しい気性や批判精神を合わせ持ちます。
今回月蝕が起きたナクシャトラは、傷つくため、半年間は特に慶事を行う際には避けたほうがいいと言われています。また、観測などもNGです。
慶事といえば、悠仁さまがこの月蝕の直前の6日に成年式を迎えられましたね。40年ぶりに行われ、奈良時代までさかのぼることができる儀式だそうです。YouTubeで拝見しましたが、厳かな儀式に見入ってしまいました。日本の文化っていいですね。
インドだったらきっとムフルタを使って日取りや開始時間を決めるのでしょうね、今回は悠仁さまの19歳のお誕生日に行われたのですね。
引き続き、乙女座の火星&魚座の土星が相互アスペクトしていますので、台風シーズンということもあり、突発的な雨風による電車の遅延などに注意ですね。時間に余裕を持った行動が吉です。
14日に火星が天秤座へ、15日金星が獅子座へ、水星が乙女座へ、17日に太陽が乙女座へ移動します。9月半ばは多くの星が星座を移動し、秋に向けて景色がガラリと変わっていきそう。政治的にも変化がありそうですね。年末に向けて移民問題が加速していく予感もあり、予断を許さないような状況ですね。
17日太陽が乙女座へ、カンニャ―サンクランティーです。

22日の新月(日蝕)は乙女座に入ってすぐ、ウッタラ・パールグニーで迎えます。部分日蝕になります。
今回の満月のナクシャトラの支配星は木星です。木星が支配星になるナクシャトラは、双子座の20度から蟹座3度20分までのプナルヴァス、天秤座の20度から蠍座3度20分までのヴィシャーカー、水瓶座の20度から魚座3度20分までのプールヴァ・バードラパーダです。いずれも風のサインの半ば過ぎから水のサインの始めの位置であり、風のサインは軽やかに交流を楽しむ感じですが、水のサインでは深みや重さが加味されるよう。今回は水瓶座の高い度数のプールヴァ・バードラパーダでの満月(月蝕)です。満月には水星の影響だけが及びますが、逆行土星が魚座に入ったところをトランジットしていますので、見えないところからの重圧や水面下で進んでいそうな侵略、策略なども感じられ、未来への希望を持ちたいのだけど、なかなか持てなくて、不安に駆られてしまうように感じてしまいます。
下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
ヨガジャーナルオンライン