華やかさや楽しさと同時に嫉妬や敵対心に晒されがちな獅子座の満月

2023年3月7日21時40分獅子座で満月を迎えます。

2023/3/7満月図

2023年3月7日の満月は、獅子座の22:29の度数であり、ナクシャトラはプールヴァ・パールグニーでできる満月です。前回の蟹座の満月に続き今回も月の両隣には惑星がなくて、ケーマドルマの少し寂しげな満月🌕です。ただ、月から観て7室、8室に3つの吉星、水星&金星&木星が揃いますのでチャンドラ・アディヨーガが出来ます。木星&金星は魚座で強いけど、敵対する星同士ですので、精神世界へ向かおうとする力と現世利益を求めたい気持ちとの間のせめぎあいなどもありそう。

月のナクシャトラのプールヴァ・パールグニーのパールグニーは「果実」を意味します。シンボルはふかふかのベッド、休息と回復を象徴し、人生の楽しみ、喜びや快楽へ向かわせてくれるナクシャトラ。創造力や芸術的なセンスが高く、音楽やダンス、演劇などパフォーマンスを好みます。自分自身が楽しむと同時に、周囲の人々を巻き込んで楽しませる力があります。

今回の満月は獅子座の高い度数で起こり、対面の水瓶座から土星&水星のアスペクト、牡牛座から火星のアスペクトということで、凶星の影響が強く、華やかさや楽しさの中にありながらも嫉妬や敵対心などネガティブなエネルギーにさらされそうな満月図、交流が深まると同時に疑心暗鬼になったり不信感が芽生えたりなど色々あるかもしれません。孤独になりがちなケーマドルマですが、多くの星から影響があることで人々間の交流は活性化してくる予感。

最近、コロナ後の世界が加速して展開してきているような感じを受けることが多いですね、閑散としていた喫茶店が人であふれていたり、観光地のレストランに行列が出来ていたり、電車もいっぱいだったりするし様々なところが活性化しつつありますね。外国人も多くなってきているし、トラブルには要注意ですね。

引き続き、惑星はすべて順行中で年度末に向けてエネルギッシュに進んでいくかの様相が感じられます。12日に金星が牡羊座へ、そして13日に火星が双子座へ移動します。15日に太陽が魚座へ、16日には水星も魚座へと移動し先を急ぐかの3月の星の動きです。桜の開花も早いかもしれませんね。

ただ、浮かれ気分でいると足元掬われそうですので、先を急ぎすぎないよう、前方だけじゃなく左右、後方にも意識を向けて、慎重に進んでいきましょう。

次回の新月は、2023年3月22日魚座の新月、ヒンドゥー・ニューイヤーチャートといいインドの新年図です!ナクシャトラはウッタラ・バードラパーダでの新月🌑です。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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