隠された世界への洞察を深めていきたい蟹座の満月

2023年2月6日3時29分蟹座で満月を迎えます。

2023/2/6満月図

2023年2月6日の満月は、蟹座の22:30の度数であり、ナクシャトラはアシュレーシャーでできる満月です。蟹座は月が支配する星座ですので、定座の月ということで安定感、穏やかさが感じられます。魚座の木星からの5番目のアスペクトを受けますので無傷の月、ただ、月の両隣には惑星がなくて、ケーマドルマの少し寂しげな満月🌕です。

すべての惑星が順行中であり、東洋の暦では立春過ぎの満月ということですので、新たなスタート、2023年度の始まりという様相です。

月のナクシャトラ、アシュレーシャーのシンボルはドグロを巻いたヘビ、支配神は蛇の精霊であるナーガ神、ヘビは秘密主義的な傾向があり、毒を持つことから攻撃的に働くと、他者を傷つけたり、自身に痛みをもたらすこともあります。同時に偉大な智慧、洞察力と集中力を持ち、本質に近づいていく、その結果として専門を極める力を持つナクシャトラです。アシュレーシャーの支配星は水星、水星も、蟹座支配星の月も影響を受けやすい星ですのでたいへんセンシティブなナクシャトラです。

穏やかそうに見えるけど、裏には別の顔があったり、隠されたところに真実が潜んでいたりなど秘密めいたナクシャトラで出来る満月です。表に出ている情報がすべてではなくて、裏で操作している存在があって、なんて当たり前のことなのかもしれませんが、そういった多層構造にある世界が垣間見れるような出来事が訪れるのかもしれませんね。

2月7日には水星が射手座→山羊座へ移動し、13日に太陽が山羊座→水瓶座へ、15日に金星が水瓶座→魚座へと移動します。太陽の近くの内惑星がそれぞれ星座を移動し、春に向かって歩みを進めていく。月は蟹座アシュレーシャですが、6日中には獅子座へ移動します。水のサインの蟹座→火のサインの獅子座へ、ガンダーンタを通過します。地下で蠢いていた動きが顕在化するような流れが加速していくかもしれませんね。声を潜めていた人たちが、徐々に声を上げていくような感じ!?

次回の新月は、2023年2月20日水瓶座の新月です!ナクシャトラはシャタビシャーの新月🌑です。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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