明るい光が差し込んでくる兆しが感じられる乙女座の満月
2023年4月6日13時35分乙女座で満月を迎えます。
2023年4月6日の満月は、乙女座の21:56の度数であり、ナクシャトラはハスタでできる満月です。蟹座、獅子座の満月に続き、今回も月の両隣には惑星がなくて、ケーマドルマの少し寂しげな満月🌕です。先回の満月と同じく、月から観て7室、8室に3つの吉星、木星&水星&金星が揃っていますのでチャンドラ・アディヨーガが出来ています。引き続き木星は魚座で強いですね!乙女座の月と対面になりますので、叡智をあらわすというガージャケーサリィ・ヨーガが出来ます。双子座の火星が月に4番目のアスペクトを投げかけますのでチャンドラマンガラヨーガも出来ます。
ということで、吉星の影響と凶星の影響の両方がある満月図になります。
月のナクシャトラはハスタ、シンボルは手、太陽神であるスーリヤが支配し、暗闇を照らす光を象徴する吉祥なナクシャトラ。知的であり、調整能力が高く、サービス精神旺盛、手先が器用で、技術を活かした仕事に適性があります。ただ、気が付き過ぎるあまり神経が過敏気味だったり、批判精神が高い傾向があります。
満月の6日に金星が牡牛座へ、定座の金星です。14日に太陽が牡羊座へ、高揚の太陽です。力強い配置になりますね、突き進んでいくかの勢いが出てきそうです。4月ということで新年度、新学期、入社式、入学式など新たな門出を迎える方も多いでしょう。この春はやっとコロナが収束して、今まで通りに式が挙行され、歓迎会なども行われるのでしょうね。コロナ前の日常生活が戻ってきたといったところでしょうか。人混みはちょっと苦手だけど、明るい兆しが感じられるのは嬉しいですね!
次回の新月は、2023年4月20日牡羊座の新月です!ナクシャトラはアシュビニーでの新月🌑、ラーフ-ケートゥ軸に重なりますので日食、金環日食です。
下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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