土星ー金星期について土星期⑦
土星‐金星期を過ごしてらっしゃる方、土星‐ケートゥ期を過ごしている方が「土星‐金星期はどうでしょう?」とご質問されたりなど、今年に入ってから土星‐金星期について考える機会があったので、この時期について書いてみたいと思います。
私は、2022年、2023年に土星ー金星期を過ごしました。振り返ってみると、一つの転機になった時期ではありますね。ただ、その契機は土星ーケートゥ期に始まっていて、その流れで、といったところです。土星‐ケートゥ期は不定愁訴的に身体にガタがきて、年齢的にもいたしかたがないと感じた時期でした。
土星ー金星期は、約3年3ヵ月に及びます。マハーダシャー土星期が19年、マハーダシャー金星期が20年なので、金星‐金星期の次に長いマハー&アンタラダシャーになります。
土星期は、土星‐土星期に始まり、土星‐水星期、土星‐ケートゥ期、土星‐金星期という流れになります。土星‐水星期、土星‐金星期は、どちらもアンタラダシャーが吉星ですし、マハーダシャー土星期の重々しさが感じられるものの、アンタラダシャーが吉星であるという良さもある時期ではありますね。
水星期には軽やかさが出てくるし、金星期には華やかさが出てくるし、といった吉星ならではの景色は見れますね。
土星‐金星期ですが、鑑定で観させていただいた方について振り返ってみると、出産されたり、結婚されたり、同棲が始まったり、仕事の転機になったり、など人生のターニングポイントになったと言われることは多かった気がします。ここでインド占星術を学び始めたという方もいらっしゃいました。
だた、良い変化だけではなくて、人生が行き詰まる転機になったという方もいらっしゃいます。お金が回らなくなったり、リストラされたり、親が亡くなったり、同棲を解消する、別居するなど。
変化の兆しが土星‐ケートゥ期に訪れてきていて、この時期の過ごし方がキーになるというケースも多いのかなと感じるところです。土星‐ケートゥ期は凶星&凶星が重なる時期なので、不安に駆られがちな時期ですからね。
