地に足付けた力強い歩み、乙女座の満月
2021年3月29日3時48分、乙女座で満月を迎えます。
魚座で金星&太陽のコンジャンクション、その対面の乙女座ど真ん中の満月です。満月図のナクシャトラはハスタ、シンボルは手、知的であり、調整能力が高く、サービス精神旺盛、手先が器用で、技術を活かしていくことで多方面に才能が発揮できそうなナクシャトラ。太陽神であるスーリヤが支配し、暗闇を照らす光となる吉祥なナクシャトラです。
この満月図はケーマドルマヨーガが形成されており、孤高に輝く満月の様相ですが、対面から高揚する金星がアスペクトし女性的な穏やかさや美意識、深い愛情、母性などをあらわしています。
牡牛座、乙女座、山羊座という地のサインが活性化している満月図、牡牛座の火星&ラーフはかなり近接していて大地のエネルギーが高まっているような気がします。現実的な満月図であり、地に足付けて力強く歩んでいくかのパワーが感じられますが、引き続き地震には注意です。
4月1日には水星は魚座へ、10日に金星は牡羊座へ。
次回の新月4月12日はヒンドゥーニューイヤーチャート、インド暦の新年です。4月14日には太陽が牡羊座へ、西洋占星術でいうところの春分図ですね。
木星が4月6日水瓶座へ、地のサイン減衰する山羊座→風のサインの水瓶座へ、そして、ダブルトランジットが、山羊座、蟹座から天秤座に変わります。木星は、逆行して9月14日に再び山羊座へ戻り、11月21日に水瓶座へ。
下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
ヨガジャーナルオンライン