情報は交錯しがち、アップダウン激しくて不安定感漂う牡牛座の新月日食です!
2021年6月10日19時53分、牡牛座で新月を迎えます。
牡牛座の新月、ラーフ‐ケートゥ軸に重なるため日食になります。牡牛座トランジット中の逆行水星が絡む新月、日食です。この新月図のナクシャトラはムリガシラー、シンボルは鹿の角、知的好奇心旺盛で俊敏、新たなことを発見し、広めていく道先案内人のような質を持つナクシャトラです。現実的であり、日常生活を送るうえで大切な知恵や経験、感性を的確にとらえて生活に彩りを加えていきそうな新月です。
この新月は牡牛座の高い度数で起こり、ラーフ-ケートゥ軸に重なるため日食、逆行して牡牛座に戻ってきた水星が絡む新月ですので、情報が交錯したり、やろうと思っていたことが出来なかったり、行こうと思っていた場所に行けなかったり、逆方向へ行ってしまったりと何かと混乱をきたしそうな時期です。心落ち着けてご自身の心の内側、内側にある軸にフォーカスしていきましょう。
5月26日の月食に続く新月であり日食です、人生の転換期を迎えられている方もいらっしゃるでしょう。コロナもまだまだ終息の目途が立たず、先行きが不透明な今日この頃。陰謀論をはじめ様々は情報に翻弄されたり、信じられなくなったり、不安感が襲ってきたりなどなにかと落ち着かない時期になりそうです。
こういう時は、と一括りに言えるはずもないのですが…目の前の役目、自分の今のタスクに集中して取り組んでいくといいのではないでしょうか。横を見たり、後ろを振り返ったりしたら思いもかけないような光景を見てしまうかもしれません。それがいっそう不安感を助長するかもしれません。ヨガで言うところの呼吸に集中していくってとこでしょうか。かなうなら、全集中ですね。
6月15日に、太陽は双子座へ移動します。6月22日には金星が蟹座へ、次の満月は6月25日です。水星が逆行するのは、5月30日から6月23日まで。そして、木星が 6月21日から逆行開始、10月18日まで。現在土星も逆行中ですのでここからしばらくは土星・木星の逆行となり、大きなものごとが滞りがちになるかと思われます。備えあれば…ですので、用意周到、何が訪れても対処できるよう準備しておきましょう!
下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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