軽やかそうに見えて深淵さが垣間見れる双子座の満月

2021年12月19日13時36分、双子座で満月を迎えます。

2021年12月19日満月図

双子座の3度19分、水星、木星、火星が絡む満月です。 双子座に入ったばかりなので西洋占星術のトロピカルでも双子座の満月ですね。

満月のナクシャトラはムリガシラー、シンボルは鹿の頭、知的好奇心旺盛で頭の回転が速くて、様々なことにアンテナを張り巡らせ、新たなことを探究し、発見したことを公に発信したり、周囲の人たちに伝えていく道先案内人のような役目を果たすナクシャトラ。

安定感のある牡牛座から風のサインである双子座入ったばかりの満月、安定や現状を打破し、理想を追求しようとするエネルギーが感じられます。2021年最後の満月ということで2022年に向けて光の差す方向へと道先案内人として私たちを導いてくれそうな満月図です。

月はケーマドルマの月だけど、風のサインである水瓶座から木星のアスペクトがあったり、水星、金星という吉星が対面にきているということでチャンドラアディヨーガにもなる満月だしってことでとっても軽やかな満月図といった印象が感じられます。ダブルトランジットも天秤座ですしね。

ただ、火星、土星という凶星が定座で強く、特に火星は水のサインである蠍座で凶星であるケートゥと非常にタイトに絡むタイミング、軽やかに見える月とのコントラストはありますね。秘密裏に進んでいることや闇の世界の奥深さ、見えないところにある真実のようなものが明るみに出るタイミングを伺っているかの危機感が高まってきているような不穏な空気が感じられます(-_-;)。

ちょうど満月の19日から金星が逆行し始めます。2022年1月29日まで、逆行する金星は12月30日に射手座へ戻りしばらく射手座で逆行し順行に戻って2022年2月27日に再び山羊座へ。水星は12月29日に山羊座へ移動します。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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