月期➅の景色_心理的な側面に向き合う

月は心、マインドをあらわす衛星ということで、心に向き合うような鑑定のご依頼を受けたり、心理学的なテーマに触れる機会が増えてきていたりしています。

インド占星術で示されるものとして、各ハウスには家族に関わるハウスがありますし、惑星に関しても母親をあらわすのが月、父親をあらわすのが太陽というように家族のそれぞれがあらわす惑星があります。

また、家族関係を象徴する各種分割図があって、兄弟姉妹関係はD3チャート、両親との関わりは、D12、子どもをあらわす分割図はD7というように各家族関係は分割図で深掘りしていくことが出来ます。

心をあらわす月は母親の象徴でもあり、幼少期の母親との関わりが大人になってからの心の安定度に関わっていたりします。

そういった点で、インド占星術と心理学というのはたいへん深くて大切なテーマなんだと思います。私も大学の学部の専攻は心理学ですが、カウンセリングについて深く学んだということはなかったので、アンタラダシャー月期に学びを深めていきたいなと思っている次第です。

ちょうど、心理学を深く学んだ方に下記の本をいただいたので、読んでみました。カウンセリングにおいては傾聴がたいへん重要であるということが理解出来ました。


インド占星術の手法を使って鑑定していると、いいハウス、悪いハウスというのが明確に出ていたりするケースがありますので、そこのところをクライアントさんにどう伝えるのがいいのだろうと考えてしまうことがあります。そういった際に、どう伝えるか、どんな流れで話を聞いていくのかというのはとても大事だなと感じるところです。

実は、私のところに鑑定にいらっしゃる方で、別のインド占星術家の方にネガティブなことを断言された、とおっしゃる方がたまにいらっしゃるのですが、「ネガティブなことを断言」するなんて、ほんとうに酷いですね。

どんなテーマに関してもまったく救いがないと断言出来るようなことはございませんので、その点はご安心いただけたらと思います。

上記の断定口調が特徴のインド占星術家の方に言われたという話は何度も聞くのですが、ホントに断言するのが癖のようなので、あまり真剣に受け止めないほうがいいかと思います。

たとえば、私が未婚の時にこの方に鑑定を受けたら、こんな風に言うんじゃないかなって思います。「結婚したいですか、(この時期に)出来るでしょうけど、結婚生活は絶対苦労しますよ」未婚の女性がこのような言い方をされると、きっと深く潜在意識に刻まれますので、結婚したいなと思っても積極的になれないかもしれません。その責任を考えてほしいですね。
※これはあくまでも仮定の話です。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA