なぜインド占星術を学ぶのか?

「なぜインド占星術を学ぶのか?」という問いかけをされたので、ちょっと考えてみたいと思います。

私の場合、学び始めたきっかけは木星期に入るタイミングで、2人の子どもの子育てが始まり、少し落ち着いたタイミングで制作系のPCスキルを学んで、就職して、始めた仕事が一段落した頃、それはちょうど木星-水星期でした。

何か人と関わるようなことを学びたいなと考え、占いを学ぼうと思い立ち、あれこれ体験に行ったのですが、その一つがインド占星術で、ちょうどラオ先生の赤本、青本が書店に並んでいたので、買って、読んでみたというのがきっかけでした。

その当時インド占星術について発信していたサイト、インド占星塾でテキストを購入し、インド占星術に興味を深めていったのでしたが、本を読んだだけではどうも理解できなくて…一応問い合わせてみたのです。「教室はありますか?」と。そうしたら、ちょうど清水俊介先生が対面の講座を始めるという情報を送ってくださって、教室に通い始めた、というのが本格的にインド占星術の学びに一歩踏み出したタイミングですね。

非常にベストなタイミングだった、と言えるかもしれません。

その後は、ポール先生のセミナーだとか、インドに行くことになってラオ先生に鑑定してもらったり、アバ先生の講座を受講したり、ビサリアジの講座のお手伝いをしたり、マークボニー先生の講座を受講したり、と清水俊介先生を通しての色んな流れが出来てきて学び続けることになったという経緯です。

ですので、何か目標があって、とか仕事にしたくて、というような野心的なことはまったくなかったですね。ただ、チャートに現われている自身の性質、持ち味や今生でのテーマと時期がリンクしているってことに不思議な感覚があり、もっと知りたい、深めていきたいという気持ちに駆られ、時々に扉が開いていったので、その流れに乗ってきて、土星-月期にいたります。

そうそう、色んな人に話を聞いてみると、自身の置かれた状況がその時のダシャーにぴったりハマってて、そこからのめり込んできたという方は多いですね。インド占星術を通して出逢って、長くお付き合いしている人はみんなそうかも。ダシャーの王様、ヴィムショッタリダシャーってすごいです!

インド占星術は、インド文化に根ざしているので背景にはヒンドゥー教の文化的背景があるのですが、考え方はとても理屈っぽくて、論理的です。直感から入るというわけにはいかないところがあります。ですので、超直感型であったり、とっても感覚優位な人には不向きかもしれません。私的には、それはそれでいいと思っています。

現実を直視したくない人、自身の置かれた状況に向き合いたくない人、自分の過去を見たくない人にとっては、インド占星術の考え方、カルマの法則などは深く向き合いたくないテーマなのかもしれません。それもそれでいいと思います。今は時期じゃないのもしれないし、インド占星術の学びは今生のテーマじゃないのかもしれないです。

また、力強く現実を生きている人、仕事に邁進していたり、世の中の変革や仕組み作りに携わっていたりする方々、ビジネスマンや政治家、革命家、専門家などですね。そういった現実にしっかりと根ざして生きている方にとっては、インド占星術の時期がどうとかパーソナリティがどうだからっていうのはあまり意味をなさないのかもしれません。そういった方は鑑定にお越しくださればと思います。

つらつらと書いてみましたが、インド占星術を学び続けていらっしゃる皆さま、あなたにとってはどうでしょうか?

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