しなやかに強い信念を貫いていきたい牡牛座の満月

2025年12月5日8時14分牡牛座で満月を迎えます。


今回の満月は牡牛座の18度50分、ナクシャトラはローヒニーの満月です。今回の満月は、蠍座から金星&火星がアスペクトし、魚座の土星からのアスペクトも受けています。土星&火星という凶星の影響下ということで緊張が感じられる満月です。月は両隣に星がなくケーマドルマの寂しげな様相もあります。ただ、ローヒニーは月の支配するナクシャトラで穏やかで優しい女性的な性質があります。この満月は、今年最後の満月ということで、コールドムーンというみたいですね。12月に入って寒さ厳しくなってきてますからね。

ナクシャトラ、ローヒニーのシンボルは荷馬車、牛と乗り物、支配神は創造神であるブラフマー、豊かさや快適さを象徴し、感性豊かで芸術的な才能を持つナクシャトラ、純真で信心深く、物事に安定的に、持続的に取り組んでいきます。優しくゆったりした気品があり、周囲の人たちを癒し、和ませる力があります。

満月の同日の5日に逆行木星が双子座へ戻ります。そして、7日に水星が蠍座へ、火星が射手座へ、16日に太陽は射手座に移動します。

ダヌー・サンクランティーです。


火星と太陽が射手座でコンジャンクトし、土星&木星もアスペクト、インパクトがありそうなサンクランティー図ですね。この後、月が移動してきて、20日に射手座で新月を迎え、同日に金星が射手座入り、29日に水星が射手座に入室します。年末に掛けて、月、ラーフ、ケートゥ以外の惑星が射手座に影響を及ぼすことになります。

火のサイン射手座ですので、火事や事故、災害などに要注意です。

満月からの半月は、今年中に終わらせておきたいことを前倒しで行っていきたいところです。月が欠けて行く半月ですので、不要なものを捨てたり、終わらせたい役目、重荷になってきた責任、もう卒業してしまいたい人間関係などにも終止符を打つことで、スッキリした気持ちで2026年を迎えられそうです。

今回の新月のナクシャトラの支配星は月です。月が支配星になるナクシャトラは、牡牛座の10度~23度20分までのローヒニー、乙女座の10度~23度20分までのハスタ、山羊座の10度~23度20分までのシュラヴァナです。いずれも地のサインの真ん中あたりの安定した位置であり、安定感があって穏やかそうですね。牡牛座は金星が支配する星座なので、ローヒニーは美的な要素、女性的な傾向が強く、乙女座は水星が支配する星座ゆえ、ハスタは緻密さや批判精神が高く、山羊座は土星が支配する星座ゆえ、シュラヴァナは真面目さや学習能力が高い傾向があります。今回の満月はローヒニーですので、2025年は女性の活躍が目覚ましい年だったなって振り返りたくなりますね。どんな局面に立たされても、しなやかに強い信念を貫いていきたいところです。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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