ラーフー月期についてラーフ期④
ラーフ-月期は、メンタル的には辛かったり、前向きになれなかったり、やる気が起きなかったりする時期のように感じます。
この時期は、マハーダシャーが、ラーフ期→木星期に変わる変わり目であるダシャーチッドラに入っており、ラーフと月は天敵ということもあり、なかなかスムーズにいかないようです。
ここのところ、ラーフ-月期の方のチャートを観る機会があったので、振り返りとともにこの時期の特徴、私の体験談など書いていきたいと思います。
ラーフ期のダシャーチッドラから木星期への流れは、ラーフ-月期→ラーフー火星期→木星-木星期という流れになります。ラーフー月期の前はラーフ-太陽期ということで、太陽、月がアンタラダシャーに来るタイミングであると同時にダシャーチッドラに入るタイミングが、ラーフ-月期ということになります。
ラーフ-太陽期はまだ元気だった、前向きだった、けれど、ラーフー月期になってやる気がなくなってしまって…という話も聞きます。
これは月の状態によってもかなり変わります。月が満月だったり、いいヨガに関わっていたりするとそれほど悪くはないのですが、新月に近かったり、日蝕や月蝕になる方にとってはやっぱり振り回されたりしてメンタルにきたりするようです。
とくに月蝕や日蝕は月&太陽がラーフ-ケートゥ軸に重なるタイミングで生まれた方であり、元々敏感で、目に見えない世界からの影響も受けやすい方ですので、ダシャーでもこの組み合わせが巡ってくるといっそう揺れ幅が大きくなるのではないかと思われます。
月と太陽は生命の源泉でもありますので、生命力が落ちてしまうことにもなりかねないためこの時期は注意が必要です。
出来るなら、仕事もゆったりモードでいったほうがいい、あまりに人からの影響を受けるのであれば、距離を置くとか、時間を短時間にするとか。瞑想したり、ヨガなどの呼吸法を取り入れて、心と身体を整えていくのも大事かなと思います。
月に関しての疾患にも要注意ですね。呼吸器や肺、胃、メンタル、子宮に関わる疾患です。
ちなみに、私のラーフー月期ですが、妊娠した時期&結婚した時期です。この二つが重なります。また、妊娠中は気管支炎になってしまい、咳が止まらなくて辛かったです。西洋の薬が飲めないので漢方薬を処方してもらったのですが、あまり効かなくて延々と咳をし続けていましたね。秋から冬にかけての時期だったので、身体が冷えていたし、初めての妊娠で精神的にもたいへん不安定でした。
里帰り出産だったので、早めに実家に戻ってのんびりと過ごしていたら、落ち着いてきました。ただ、母の世話になりながらだらだらと過ごしていたため、出産は遅れ、出産自体も長時間にわたりかなり大変でした。
アンタラダシャーの月の象意がよく出てるなぁと今さらながら実感しております。
