コロナ後の世界、新たな価値感へ変容していくかの牡牛座の新月

2020年5月23日2時39分、牡牛座にて新月です。

2020年5月23日新月図

牡牛座の新月、ナクシャトラはクリッティカー、シンボルは剣など刃物がついた武器、火の神であるアグニが支配するナクシャトラです。
分割や分析といった意味合いがあり、複雑な物事を解きほぐし簡素化していく力、段階的・多面的にとらえて分かりやすく説明する力、目標設定をして計画的に進めていく力があります。

ナクシャトラの支配星は太陽、牡牛座は金星が支配する星座、この新月には金星、水星がコンジャンクトしますので吉星の影響を受けた新月ですね。ただ、ラーフ‐ケートゥ軸の片側に惑星が偏っているカーラサルパヨーガを形成しており、水瓶座トランジット中の火星からのアスペクトも受け、生真面目さと厳しさを有するとともに愛らしさも併せ持つ新月です。ただ、偏っているということにより、安定感は感じられないですね。何かが起こりそうな、その前兆のような新月図、パクシャチャート。

この新月図のラグナは魚座、29度39分ですので、限りなく牡羊座に近い飛躍をもたらすといわれるナクシャトラ、レヴァティに位置するラグナです。精神性、今生から未来生への飛躍をもたらすという位置です。緊急事態宣言もいよいよ解除へ向けての動きが出てきており、コロナ後の世界が生まれつつある、そんな新たな方面への動きが感じられるこの時期ですね。

5月5日に水瓶座入りした火星、水星は5月25日に双子座へ移動します。

引き続きですが逆行惑星が目立ちます。土星が5月11日から9月29日まで逆行、金星が5月13日から6月25日まで逆行、さらに木星が5月14日から9月13日まで逆行。6月18日から7月12日までは水星も逆行、6月19日に火星が魚座へ、6月21日は双子座で新月、日食です。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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