嵐の前の静けさのごとく緊張感が漂う乙女座の新月

2021年10月6日20時6分、乙女座で新月を迎えます。

2021年10月6日新月図

乙女座の新月、引き続き逆行木星がアスペクトし、火星とたいへんタイトにコンジャンクトし、逆行する高揚水星とも絡む新月です。この新月図のナクシャトラはハスタ、シンボルは手、太陽神であるサヴィトリが支配し、暗闇を照らす光となる創造的で吉祥なナクシャトラ。非常に知性が高く、サービス精神旺盛、手先が器用で何でもそつなくこなす力を持つナクシャトラです。

今回は乙女座のど真ん中で起きる新月であり、火星&逆行高揚水星と絡むゆえ極度に緊張が高まってきそうな新月図です。ただ、ナクシャトラの支配星は月ですので新月自体は穏やかであり、落ち着きと安定感が感じられます。

水星、木星、土星が逆行中ですが、土星が10月11日に順行に戻り、木星が18日に順行に、水星が19日に順行に戻りということで今月半ばにかけて徐々に流れが出てくるでしょうし、軽やかな動きが感じられるのではないでしょうか。年末に向けて地に足付けて、現実面をしっかりと固めていきたいと思わせる満月図です。

17日に太陽が天秤座入りし、太陽にとっては減衰の位置になります。指導力やリーダーシップが発揮しにくいかもしれないですが、19日水星が順行に戻るタイミングで衆議院選挙の公示、月末に選挙ですね。慌ただしい10月になりそうですね。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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