ナヴァムシャD9は晩年運を観る

ナヴァムシャD9チャートは晩年運について観ることも出来るということで、晩年って何歳からですか?との質問があったので書き留めておきます。

一応、インド占星術的には晩年は、35歳以降ということです。

日本では35歳なんてまだまだ若々しくて晩年ってイメージとは程遠いかと思うのですが、インドでは、20代前半で結婚して、20代で子どもを複数人生んで、35歳になったら子どもも小学校に上がって一段落といったところでしょうか。

そこからが人生の後半戦のテーマに向かっていくという感じでしょうか。

私はちょうどこのあたりで子どもはまだまだ一段落どころではなかったのですけれど、仕事に慣れてきて、仕事と家庭と子育てとというリズムが確立してきたタイミングだったというのもあり、インド占星術を学び始めました。

D1ラーシチャートで示される現実面での忙しさや苦労はありましたけど、そのあたりの人生経験を踏まえて、次のテーマに向けての始まりであり、D9で示されているダルマを今生の人生で活かしていくべく方向へということで、精神性や心の内側の充足にも繋がっており、潜在意識の導きがあってとも言えます。向かうことで現実を客観視する視点を得られたとも言えます。

若かりし頃に体験していたこと、学生時代にインドに旅行して、瞑想を学んだといった体験があってこそインド占星術に向かっていったとも言えるし、現実の時間軸で考えると、D1→D9へと向かっていくのだけれど、D9で示されていることを晩年に行うために学生時代の体験があったとも言えるのかもしれない。どっちがあってこっちがあると明確に言えないような気もしていて、D1とD9の関係性ってそんな風に現実世界での体験と精神世界的な導きとがシンクロするようにどこか密接に絡んでいるのかもしれないなぁって感じました。

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