矢のようにまっすぐに、正直に突き進んでいきたい、再生や創造に関わる蟹座の新月

2023年7月18日3時32分、蟹座で新月を迎えます。

2023年7月19日の新月は蟹座に入ったばかりの0度45分での新月になります。ナクシャトラはプナルヴァスです。

プナルヴァスは、母なる女神アディティが支配し、シンボルは弓矢を入れる筒、反復、回復、再生、繁栄などに関わるナクシャトラです。善良で、純朴、真理をあらわし、矢のようにまっすぐで正直な気性を持つ、たいへん吉祥なナクシャトラの一つです。

蟹座は水のサインで活動宮、蟹座に入ったばかりの新月であり月にとっては定座、自分の支配するサインですので、居心地はいいけれど、感情的になりやすかったり、情緒的なところが際立ったりなど、女性的な要素が強い月です。月は水星とコンジャンクトしていますので、やはり不安定であり、神経質、センシティブな気持ちが高まりそうな満月図です。

インドの聖者、ラマナ・マハルシはプナルヴァスの月のお生れということで、南インドのラマナアシュラムではプラサードが配られるそうです。←若山ゆりこさん情報

サイデリアルで蟹座に入ったばかりの新月ですので西洋占星術のトロピカルでも蟹座の新月ですね!

また、この満月図では、火星と土星がタイトに相互アスペクトしており、対立が深まったり、緊張を感じたりする機会が増えてきそう。この軸には金星も絡むため、情的な要素は、発揮されにくいかもしれません。恋愛などに関しても、進めていきたい思いとブレーキを踏みたい気持ちとの溝は深そうで、お互いの程よい着地点が見えにくいかもしれません。あまり先を急ぎ過ぎないことが大事になってきそう、焦る気持ちを抱えてらっしゃる方は、しばし立ち止まって深呼吸をしてみましょう。

水瓶座で逆行する土星と獅子座の火星が度数的にタイトに相互アスペクトする日は、21日前後です。このあたり、ちょうど梅雨明けして暑さが極まり、学校では夏休みの始まりでもあるタイミングですので何かと混沌とした状況になりそうです。引き続き自然災害や暴動、行き場のない思いが交錯していきそうな予感がします…気を引き締めていきましょう。

7月25日には水星が獅子座へ、23日から金星が逆行を開始します。金星の逆行は、7月23日から9月4日まで、すっぽり夏休みは金星逆行期間になりますね。恋愛絡み、愛情関係でのすれ違いやぶつかり合いなどに注意したいところです。愛が試される時でもありますので、見返りを求めない純愛、神様に対しての愛、神様から受け取る愛、無償の愛といったことを深めていくのもいいでしょう。お盆休みを使ってかつての恋人に逢いに行くのもいいでしょう。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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