滋養の心&深い愛情に包まれた蟹座の満月

2022年1月18日8時48分、蟹座で満月を迎えます。

蟹座の3度40分、土星、逆行水星、射手座に入ったばかりの火星が絡む満月です。蟹座に入ったばかりの満月なので西洋占星術のトロピカルでも蟹座の満月ですね。

満月のナクシャトラはプシャヤ、神々の長であるブリハスパティ神が支配するたいへん吉祥なナクシャトラです。知的であり、誠実、教育や創造に関わり、人や動物を育成すること、養うことを象徴し、身近な人々に滋養を与え人々を教え導く指導力を持ちます。献身的であり、真理へと向かう純粋性を秘め、哲学や宗教とも関連の深いたいへん高徳なナクシャトラです。「養うこと」「滋養」「育成」がテーマになりそうです。

プシャヤは最も吉祥なナクシャトラと言われています。ちょうどプシャヤ入りしたタイミングでの満月、ケーマドルマだけど、蟹座、月が支配するサインのしっとりした女性らしさが感じられる満月、チャンドラアディヨーガにもなり多くの人たちに支えられている感がある満月です。

火星&ケートゥのコンビネーションが解消されて、火星は友好の射手座、ただ、まだ水のサイン蠍座と火のサイン射手座の境界線入ったばかりで不安定な火星。2022年始まりの満月図ですが、火のサインである射手座の逆行金星と火星のコンビネーションと地のサインである山羊座の太陽&水星、土星のせめぎあいのような様相です。14日に太陽が山羊座入りしマカラサンクランティであり、吉祥な半年であるウッタラヤナに入ったタイミングでもあります。

せめぎあいだけど、新たな始まりといったところですね。

年末の浮かれモードから一転またまた自粛モードへと転換し、コロナの不安が色濃くなってきてしまった感がありますね。学校行事や寺社での行事、エンタメ系の集まりなど中止になってしまったという話をあちこちから聞きます。早く普通の日常に戻ってほしいと願うものの、しばらくはコロナと共存の道を模索していくことになるのかもしれません。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
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