アルタハウスは仕事・収入のハウス
アルタハウス、2室、6室、10室は仕事、労働、それによって得られる収入と関わるハウス
2室は言葉のハウスであり、自分自身をあらわす1室から観て2室目ということで、自分の持って生まれた才能を使ってお金を稼ぐハウス
6室は労働のハウスであり、サラリーマンや部下、奉仕活動などという意味合いがあり、働いている日々の日常生活であり、労働に勤しむことそのものをあらわすハウス
10室はカルマハウスと言われるように、行為をあらわすハウス、仕事だけじゃなくて、広く社会的な活動、行いのすべてをあらわすハウス
この2室、6室、10室をアルタハウスといい、このハウスに多くの惑星が在住していると、仕事に向かううエネルギーが強い人であり、収入へのこだわりも強くてお金を稼いでいく力をもたらします。
この中でも10室は最も重要なハウス、人としての行いそのものであり、社会的な立ち位置として目立つハウスであり、このハウスが傷ついていたりすると、誤解を生んだり、灰汁の強い人と思われたりしてしまう。
隠しておこうとしても隠せなくて、見せてしまうようなそんな自然とその人のカラーが出てしまうようなハウス
10室に強い吉星が在住すると、自然と人のために動くことが出来てしまうような人になりそうで、逆に強い凶星が在住していると、自分のやり方やペースを死守し、誰にも邪魔されたくないというような強めのパーソナリティ、(まるでサンヤーシのような)を呈したりします。
ただ、現世を力強く生き抜くという視点で考えると、アルタハウスは大変重要なハウスですね。人は社会の中で生きていかないといけないですから…仕事をしてお金を稼ぐことは生きることそのものかもしれません。