知的好奇心を満たしたい、軽やかさが感じられる双子座の新月

2023年6月18日13時37分、双子座で新月を迎えます。


2023年6月18日の新月は双子座に入ったばかりの2度32分での新月になります。ナクシャトラはムリガシラーです。

ムリガシラーのシンボルは鹿の頭、月の神様であるソーマ神が支配神です。知的好奇心が旺盛で頭の回転が速く、様々な方面にアンテナを張って、新たなことを探究していきます。また、発見したことを周囲の人たちに伝えていく道先案内人のような役目を果たします。現状に満足するのではなく、より高みを目指す理想主義的なナクシャトラです。

ムリガシラーの支配星は火星で、双子座は柔軟宮で、風のサイン、支配星は水星ということで、軽やかさが感じられます。知的好奇心旺盛な鹿が好奇心のままに動き回り出したくなるという、知性の生まれる場所、知性の始まりとも言えるナクシャトラでの新月です。この新月には他の惑星の影響はなく、身軽さ、自由さが感じられます。サイデリアルで双子座に入ったばかりの新月ですので西洋占星術のトロピカルでも双子座の新月ですね!

ちょうど18日は、水瓶座運行中の土星が逆行開始するタイミングでもありますので、多くの人にとって転換点になりそう。土星の度数は13度1分、牡羊座運行中の木星は12度44分ということで度数が近くて、土星は木星に3番目のアスペクトをします。留まらないといけないこと、突き進んでいくこと、時間を掛けて取り組んでいくこと、何であれ一定の方向へと向かわせられる力になりそうな、土星の逆行開始です。土星が逆行するのは、11月4日までです。この間に取り組んでみたいこと、目標としたいことについて考えてみるといいいかもしれません。

6月24日に水星が双子座へ移動し、7月1日に火星が獅子座へ移動します。6月末から7月初めにかけて、火星が蟹座→獅子座に移動しますので地震や水害など自然災害に注意、事故や怪我、人との喧嘩などに注意して過ごしましょう。備えあればと言いますので、何かあった時のことを考えて準備しておくといいですね。

下記ヨガジャーナルオンラインにて「吉野まゆ インド占星術」新月・満月に更新中です。
ヨガジャーナルオンライン

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA