D4チャトルシャムシャの求め方

チャトルシャムシャ(D4)とは、インド占星術の分割図の一つであり、4分割図、不動産のこと、幸運のこと、心の安定度・安らぎ度などをあらわす分割図です。

ラーシチャートを基にして、手作業でチャトルシャムシャ(D4)を求める方法について書いてみます。

ラーシチャート(D1)の一つのハウスは30度ありますので、30度を4つに分割してみると、30÷4=7…20 となり、チャトルシャムシャチャートで割り当てる一つの短冊は7度30分になります。

ラーシチャート(D1)のアセンダント(ラグナ)は約2時間、120分で一つのサインを移動しますので、チャトルシャムシャチャートのラグナの幅は120分÷4=30分となります。チャトルシャムシャチャートのセンダント(ラグナ)は約30分で変わるということになります。

ラーシチャート(D1)→チャトルシャムシャ(D4)へ分配していく方法は、各サインの最初の短冊である0°~7°30′に位置しているアセンダント、および惑星は、同じサインに分配されます。
二番目の短冊、7°30′~15°に位置している場合、そのサインから4番目のサインに分配されます。
そして、三番目の短冊である15°~22°30′に位置している場合、そのサインから9番目に分配されます。
そして、四番目の短冊である22°30′~30°に位置している場合、そのサインから10番目に分配されます。

つまり、ラーシチャート(D1)でケンドラに位置している惑星はチャトルシャムシャ(D4)でもケンドラに分配されるということです。活動宮→活動宮へ、不動宮→不動宮へ、柔軟宮→柔軟宮へというような分配になります。

たとえば、ラーシチャート(D1)で魚座ラグナだったとすると、その度数によって、チャトルシャムシャ(D4)のラグナは、魚座、双子座、乙女座、射手座のどれかになりますので、このサインがケンドラになり、ラーシチャート(D1)でケンドラに在住している星はこれらいずれかへ分配されるということです。



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