D3ドレッカナの求め方
ドレッカナ(D3)とは、インド占星術の分割図の一つであり、3分割図、兄弟姉妹や勇気、自立心、健康状態や精神性などをあらわす分割図です。
ラーシチャートを基にして、手作業でドレッカナ(D3)を求める方法について書いてみます。
ラーシチャート(D1)の一つのハウスは30度ありますので、30度を3つに分割してみると、30÷3=10 となり、ドレッカナチャートで割り当てる一つの短冊は10度になります。
ラーシチャート(D1)のアセンダント(ラグナ)は約2時間、120分で一つのサインを移動しますので、ドレッカナチャートの10度の幅は120分÷3=40分となります。ドレッカナチャートのセンダント(ラグナ)は約40分で変わるということになります。
ラーシチャート→ドレッカナへ分配していく方法は、各サインの最初の短冊である0°~10°に位置しているアセンダント、および惑星は、同じサインに分配されます。
真ん中の短冊、10°~20°に位置している場合、そのサインから5番目のサインに分配されます。
そして、最後の短冊である20°~30°に位置している場合、そのサインから9番目に分配されます。
つまり、火地風水のどのサインにあるかで、それぞれのサインに分配されます。
火のサイン:牡羊座、獅子座、射手座
地のサイン:牡牛座、乙女座、山羊座
風のサイン:双子座、天秤座、水瓶座
水のサイン:蟹座、蠍座、魚座
の各サインに割り振られていきます。
たとえば、ラーシチャート(D1)で魚座ラグナだったとすると、その度数によって、ドレッカナ(D3)のラグナは、蟹座、蠍座、魚座のどれかになるということです。