D3ドレッカナについて
D3ドレッカナは3分割図であり、サインの前半の3分の1である0°~10°、真ん中の3分の1である10°~20°、後半の3分の1である20°~30°の三つに分割して分配していきます。
3室というのは、兄弟姉妹や勇気、自助努力などをあらわすハウスです。ドレッカナチャートは上記のことについて観る際に検討する分割図です。
ドレッカナチャート(D3)もホラチャート(D2)と同じく、Vimshok Baraという重要な分割図をピックアップして配点した指標があるのですが、全部で16ある分割図の内の重要な6個、7個、10個、16個と4パターンの分類があるのですが、そのすべてに含まれます。しかも点数も比較的高いです。
ですので、ドレッカナ(D3)はラーシチャート(D1)、ナヴァムシャチャート(D9)の次ぐらいに重要な分割図ということになります。
特にインドは大家族制ですので、兄弟姉妹との関係性はとても重要で、長男が家の後を継ぐという文化が残っているので、どうしても男子を生む必要性も出てきますし、長子であるかどうか、末っ子であるかどうかってことも後継ぎかどうかという視点では重要になってくるのでしょうね。
また兄弟姉妹で協力して両親を守っていくという家族主義的な文化も残っていますので、兄弟姉妹関係が協力し合えるかどうかってことも重要なポイントということですね。
兄弟姉妹関係や両親との関わりは国ごと、地域によって、歴史的・文化的な背景が違ってくるのでいろんな視点で検討していくってことが大事なのかなって感じています。