D7サプタムシャについて
D7サプタムシャは7分割図であり、一つのサインを7つの短冊に均等に分割して、分配していったチャートがD7です。一つのサインの30°を7に分割しますので一つの短冊は4°17′8.57″です。微妙ですが、きちんと割り切れないですね。
7室は対人関係のハウスですが、子どもというのは相手がいなければ出来ないものなので、パートナーシップをあらわす7室、7室から数えて11室目が子どもをあらわす5室、7室から数えて5室目が11室でパートナーシップがあって→子どもが出来る、ということですので間に7室が絡むということなんですね。
結婚というよりは受精のためのパートナーシップですね。精子が卵子と出逢わないと子どもは出来ないわけですからね、出逢うってロマンチックですね。命が誕生するってのはある種、神秘的なものでもありますね。
子どもが出来る、妊娠するためには、元気な精子と若々しい卵子が必要で、健康な子宮も必要なので、そういったことを確認する指標もあります。インド占星術は非常に現実生活に根差した占星術だなって思うのはこういった点ですね。
インド占星術での相性は身体の相性もばっちり診断したりします。子孫繁栄出来るかどうか的な観点ですね。
家を繁栄させるために結婚し、子孫を残し一族を後世に渡って繁栄させていくこと、家系を重視するってそういうことであり、その縛りも必要悪と考えるのがインド…
民主化が進み、自由主義社会であり個人主義的な自己責任を重視するという流れが出来てきたお陰で少子化が加速している日本とどっちがいいのだろう…など考えますが、個人レベルでの幸福を考えるか、家系の一員としての幸福を考えるかという違いでしょうか。