D10ダシャムシャについて
D10ダシャムシャは10分割図であり、一つのサインを10コに均等に分割して、分配していったチャートがD10です。一つのサインの30°を10に分割しますので一つの短冊は3°です。
10室は仕事のハウスであり、今生でおこなう行為、カルマをあらわすハウスです。10分割図は仕事のこと、適職や天職など、仕事の変遷や変化、社会的な地位の上昇や下降などをあらわす分割図です。
ただ、6室も仕事であり、こちらはサラリーマンとしての労働やボランティアなどの奉仕活動、宮仕えのような意味合いのハウスです。
10室の方がより自発的であり、幅広く人としての行い全般といった感じですね。10室に在住する惑星はその人が社会に向けて発している姿を現すと言われます、隠そうと思っても隠せない、どうもそんな人になってしまうような…
たとえば、ラーフやケートゥが在住していると変わった人、ラーフだと存在感がありそうで、ケートゥだと繊細で細部にこだわりがありそう、木星だと指導者的な様相、水星だと若々しい、金星だと華やか、土星だと真面目そう、火星だと勢いがありそうな、といった感じ。めっちゃてきとーですね(^^ゞ
そして、色んな惑星が10室に集中していると、色んな場面で目立つ人になりそう。
10室支配星や10室へのアスペクトではなくて、10室に在住するという力、社会的な、目立つといった側面ではそのハウスに在住する惑星の力がもっとも外に向けて発揮されるのが10室なのかもしれないなぁと思ったりする、良くも悪くも…ではありますが。
そして、D10というのはこのD1チャートの10室をより深めて観るための分割図です。D1でもD10でも10室に在住している星や10室の支配星が強いと仕事人間まっしぐらかもしれません。あれもこれもと色んなことに首を突っ込んで、仕切りたがるような人になるのかも!?