D10ダシャムシャの求め方

ダシャムシャ(D10)とは、インド占星術の分割図の一つであり、10分割図、仕事のこと、カルマのこと、社会に向けての顔などをあらわす分割図です。

ラーシチャートを基にして、手作業でダシャムシャ(D10)を求める方法について書いてみます。

ラーシチャート(D1)の一つのハウスは30度ありますので、30度を10で分割してみると、30÷10=3°となり、ダシャムシャで割り当てる一つの短冊は3°になります。

①0°~3°
②3°~6°
③6°~9°
④9°~12°
⑤12°~15°
⑥15°~18°
⑦18°~21°
⑧21°~24°
⑨24°~27°
⑩27°~30°

ということになります。

ラーシチャート→ダシャムシャへ分配していく方法は、男性サインと女性サインで異なります。

男性星座は、自分のサインから数え始め、①同じハウス、②は次のハウス、③はそのつぎのハウスで、………と⑩まで割り振っていきます。

女性サインに在住していたら、自分のサインから9番目のサインから数え始める。
牡牛座に在住していた場合①山羊座→⑩天秤座まで、山羊座に在住していた場合、①乙女座→⑩双子座まで、というような感じです。

10×12で120の12サインで120の短冊に分割されて、均等に分配されます。

ラーシチャート(D1)のアセンダント(ラグナ)は約2時間、120分で一つのサインを移動しますので、10で分割すると約12分~13分でダシャムシャのアセンダント(ラグナ)は変わります。D9、D10、D12はだいたい10分から13分ぐらいでラグナが変わるという分割図ですね。

トリコーナグループとケンドラグループという考え方でいくと、D10はケンドラグループ、D4、D7もケンドラグループ、ケンドラは現実世界での力をもたらすハウスですので、これらの分割図は現実的な幸不幸をあらわす分割図といえますね。住居、子ども、仕事、これらは家住期のテーマですね。
仕事に就き、家を構え、子どもを産み育てるという。

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